25th FURUHATA FAMILY EXHIBITION

僕は棲処

2021.5.9〜5.30

作家からのメッセージ

 1995年8月岐阜市のギャラリーの床に布団を敷き、娘を寝かせて、夫婦二人で作品の飾り付けを行い、深夜の2時に終了し、目を充血させて、第1回目のファミリー展のオープンを迎えました。

 

 1999年暮れ、漆喰作品の師匠である父と初めてファミリー展を行うために、一緒に車に乗り込み、雪が降りそうななか郡上に向かいました。

 

 2002年8月、始めて東京のギャラリーで展示会を行うために、作品をワゴン車の後部座席に積み込み、その空きスペースで娘・息子を寝かせ、深夜2時に中央道を走り、オープン当日午前8時にギャラリーに到着しました。

 

 2013年、比叡山の山頂近くのミュージアムでファミリー展をさせていただくことになり、家族全員で現地に向かい、山頂から琵琶湖や京都を眺めました。

 

 あっという間の年月で、一つ一つの出来事が、つい最近のように思い出します。

 

 夫婦二人で始まったこの展覧会は、娘・息子を加えた4人で開催することができるようになりました。

 

 そして、今日『水の音』様のご協力をいただき、25回目の節目を迎えることになりました。

 

 テーマを『ぼくは棲処(すみか)』とし、四つの個性を、この美しい『水の音』に展開していきたいと思います。

 

 また、2018年に他界した、漆喰作品の師匠である左官職人・勅の鏝絵作品も展示させていただきました。

 

 ご高覧よろしくお願いいたします。

 

 降籏一成